06515 アシダ音響の軽量ハイレゾ対応ヘッドフォンST-90-07で甘美な弦楽とヴォーカルに酔いしれる
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先月から聴き続けているST-90-05の音とあまりにも違って、微笑みあふれる純音質。 https://flic.kr/p/2o1Dfkk https://live.staticflickr.com/65535/52515808801_250cafb51f_3k.jpg
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音の印象をひとことで表現すると、
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エンジニアリングプラスチックフィルムのダイヤフラム理論値1テスラ磁気回路
ひさご電材株式会社の高品質な無酸素銅(OFC:Oxygen-Free Copper)ケーブルを採用
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table:スペック比較
型式 ダイナミック型 →
ドライバ Φ40mm →
インピーダンス 40Ω (at 1kHz/1mW) →
音圧感度 104dB/mW 108dB/mW
最大入力 1000mW(IEC) →
再生周波数帯域 5-40000Hz →
コード長 約1500mm →
プラグ Φ3.5mm 金メッキステレオプラグ →
質量(コード含まず) 約110g 約120g
付属品 取扱説明書 →
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とはいえ、依然としてヘッドフォンとしてはめっちゃ軽い。すぐに10gの差は忘れました。
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見た目の違いは、右側にある「HISAGO DENZAI OFC Cable」との記載と、ケーブルの材質。
ケーブルはロゴの有無、材質、そして凹凸の有無により感触の相違が顕著。
両方並べておいてもケーブルを見れば(触れば)峻別は容易です。
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装着感や使い勝手はまったく同じ。
つけていることを忘れるほど軽くて軽快です。
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有線ヘッドフォンを初めて使う時には音楽を再生する前にMacをハイレゾ対応に設定することが必要です。
1. ヘッドフォンの3.5mmプラグをMacのヘッドフォンジャックに差し込む
2. 「アプリケーション」フォルダ内の「ユーティリティ」フォルダ内にある「Audio MIDI設定」を開く
3. 「外部ヘッドフォン」を選択し、「フォーマット」の
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を押して「96,000 Hz」を選択。
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これにより、Mac単体で32ビット浮動小数/96,000 Hzの「ハイレゾ」を再生できます。 加えて、Apple Musicでもハイレゾで再生する設定が必要です。 https://gyazo.com/39aaaafa542b5a95f869a22d4e5d1a58
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聴く時にはシステム環境設定の「サウンド」で「外部ヘッドフォン」を選択すれば準備完了。
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さらに高性能なDAC(Digital Analog Converter)をつなぐと、32ビット整数/384,000 Hzといった高解像度で再生できます。shio.iconの耳で聴いても特に違いは感じられないので、今のところMac単体で十分、と割り切っております。 https://gyazo.com/36ff7f253ccc0ceb0390f8e818ce7437https://gyazo.com/73393f7e33fcd4b1b7ec9f888179e426
もし、このDACを使ったら別世界を体感できますよ、というようなものがあればぜひとも聴いてみたい。
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肝心の音質について。
両者の性格は真逆と言ってもいいくらい。
ST-90-05は低音が豊かでど迫力。コントラバスやチェロの低音がブーンと響く余韻やベースやバスドラムの強烈なビートを楽しむのに最適。心も揺さぶる振動を体感できる。 一方、ST-90-07は中高域の輝きが増し、煌びやかで甘美な音に浸れる。ヴァイオリンやオーボエはより繊細に鳴るし、ヴォーカルも明瞭。当初、ST-90-05に慣れた耳でST-90-07を聴くと、いささか重低音の物足りなさを覚えるものの、ST-90-05では奥まっていたヴァイオリンやヴォーカルなどき主旋律群がしっかり前に出て、輝きを放つ。 ST-90-07にApple Musicでハイレゾロスレス音源を大きめの音量で聞かせ続けてエイジングすると、ヘッドフォンが音に馴染んで鳴りが良くなってきました。まだ聞き始めて数日。これからさらに明瞭に柔らかく鳴ってくれることでしょう。 明確に異なるキャラクタと味付けの2本。再生する楽曲のジャンルや聴く目的によって使い分けが楽しい。
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